非抜歯で矯正しましょう

歯を抜かない矯正 床矯正

歯の治療は

手術を基本とした口腔外科、できるだけ歯を残すことを基本とした保存科、歯を作ることを基本とした補綴科

の3つに大きく分けられます。

矯正が必要な場合、一般的には歯を抜いてバランスを取ります。つまり、矯正治療は上記で言うところの「口腔外科」の分野です。

しかし、矯正治療の中には抜歯が必要でない「床矯正」があります。 床矯正の治療方針は「できるだけ歯を残すことを基本とした保存的矯正治療」を基本としています。 歯列不正は歯と顎の大きさのアンバランスから起こるため、未発育な顎を床矯正装置により拡大し、歯を移動させて治療するのです。 なお、症状によって治療法や採用される装置が違ってきますので、歯科医院にて相談することをお勧めします。

床矯正の歴史

1935年にウィーンの歯科医師シュワルツが「顎を拡大し矯正する」という床矯正の基礎を確立しました。 その後ヨーロッパ中心に広がり、現在では日本でも歯を抜かずに済む画期的な矯正治療法として多くの方が床矯正を受けています。

装置は入れ歯とよく似ていて、入れ歯で言うピンクのプラスチック部分を床と呼び、 そこにネジを付けて顎を拡大したり歯を移動したりします。4歳~高齢者まで治療が可能です。

最適な治療開始時期

歯並びや口元の状態が「おかしいな」と感じたときに治療を開始することをお勧めします。 早期に治療を開始すれば費用や装置の数も少なくて済み、時間もかかりません。 お子様に対して「矯正を始めるにはまだ早いのでは?」と思っても、一度歯科医院へ連れて行くようにしましょう。 特にお子様の場合、うまく噛めないと顎の状態が変わってしまい、口元の改善が期待できなくなってしまいます。

早期治療が人生を左右します

矯正治療の目的は、歯を正しい位置に並べ、適切に噛むことができる状態にすること。 まだ発育していない段階で矯正装置によって機械的に歯並びを治療し、 それ以降は自分自身の噛む力(刺激)によっていい歯並び・顔をつくることが大切です。

歯並びは顔の形に関わるもの。早期治療が人生を左右するのです。 歯並びや口元の状態が「おかしいな」と感じたらすぐに治療を開始しましょう!

床矯正の治療法

矯正装置は基本的には一方向しか移動させることができないので、 顎を拡大する装置、歯を押し出す装置など、いくつかの装置を組み合わせて治療します。 床矯正の治療法は、装置の数によって決まるのです。 早い段階で治療を行えば1つの装置で治療は終了し、症状が複雑なら複数の装置が必要になり、その分治療費用もかかってしまいます。

床矯正治療の流れ

検査

  • レントゲン
  • 咬み合わせチェック
  • 悪習慣の調査
  • 歯型採取

床矯正装置完成

装着、指導

顎の拡大や歯の移動が進むにつれて、必要により装置の作り直し、又は追加が必要になる場合もあります。