噛める喜びを取り戻すために必要なこと

インプラント治療の成功率

何をもって成功と言える?

一般的に、インプラント治療の成功率は90~99%と言われています。 しかし成功かどうか簡単に判断することはできません。なぜならインプラント治療は手術が終わったからといって 「成功した」とは完全に言い切れないからです。「インプラント治療が成功した」と言うには、 メインテナンスと定期検診を欠かさずに行う必要があります。 「治療が成功した!」と言えるには、痛みや不快感・知覚の変化などがないこと、感染の徴候などがないこと、 機能性・審美性がいいこと、周囲の骨が異常吸収されていないこと、などが挙げられます。

インプラント治療が失敗する原因は?

歯ぎしり

歯ぎしりはご自分の歯はもちろんのこと、インプラントを支える組織にもダメージを与える場合があります。 その結果インプラントの寿命が縮んでしまいます。

計画性がない

たとえば4本のインプラントが必要なケースで、予算や骨の状態などで2,3本しか治療できない場合、 そのインプラントに大きな負担がかかってしまいます。その結果インプラントの寿命が縮んでしまう場合も出てきます。

サイズが合わない

不適切なサイズのインプラントを使用すると、寿命が短くなる可能性があります。最適な治療計画を立てましょう。

感染

ご自分の歯が膿んでしまい、その膿が骨の中に残りインプラントを支える歯周組織に感染するケースがあります(インプラント周囲炎など)。 日頃から丁寧にお手入れし、定期検診を受けるようにしましょう。

インプラント治療成功のカギはメインテナンス

入念な歯磨きを心掛けましょう

インプラントは人工素材のため、虫歯になることはありません。 しかし、天然歯と同じように歯と歯茎の境目に歯周ポケットができやすく、場合によっては「インプラント周囲炎」になってしまいます。 インプラント周囲炎からお口を守るためにも、日頃のセルフケアは欠かせません。 日々のメインテナンスをしっかり行うことで、お口の健康を守り、インプラントを長持ちさせることができるのです。

定期検診を受けましょう

インプラントのメインテナンスには、ご自身によるセルフケア以外にも歯科医師による定期検診があります。 インプラント周囲炎などの異常を早期発見・早期治療するためには、定期的に医院でプロフェッショナルなケアを受けることをお勧めします。

インプラントQ&A

Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?

A.16歳以上(骨の成長がほぼ終了する時期)で、健康な方ならどなたでも治療を受けることができます。年齢の上限はありません。

Q.糖尿病でも治療は受けられますか?

A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によっては手術ができない場合もあります。詳しい病状をお伺いしない限り判断しかねますので、お気軽にご相談ください。

Q.歯槽膿漏でも治療は受けられますか?

A.歯槽膿漏にかかっている方はお口の中の衛生状態が悪い場合が多く、そのままでは治療できません。治療と合わせて正しいセルフケアの方法を身に付けて歯槽膿漏を治してからのインプラント治療となります。

Q.何本入れればいいですか?

A.抜けた歯1本に対して必ずしも1本のインプラントを入れるとは限りません。また、インプラントで維持させる床の付いた義歯を入れる場合は、少ない数のインプラントで問題ありません。

Q.治療期間はどのぐらいですか?

A.一般的に、歯槽骨に入れたインプラントが周囲の骨と結合するのに、2~4ヶ月かかります(個人差があります)。インプラント手術の後、数週間で人工歯を被せることができます。

Q.治療期間中、抜けている箇所の歯はどうするんですか?

A.仮歯や仮の入れ歯を使います。見た目にも食事をするのにも問題はありません。

Q.インプラントの寿命はどのくらいですか?

A.インプラントはチタン製で生体親和性が高くとても丈夫ですので、異常が起こらなければ半永久的に使用できます。しかし、治療後のセルフケアを怠っていたり、インプラントの周りに歯垢が付いた状態だったりすると、天然歯同様にインプラントの周りの骨が痩せてしまってグラグラしてきて、しまいには抜け落ちてしまう場合もあるのです。インプラントを長持ちさせるためには、毎日しっかりと歯磨きし、必ず定期検診を受けましょう。

Q.治療費はどのぐらいかかりますか?

A.インプラント治療は自由(自費)診療ですので診察を含め、保険はききません。使用するインプラントの本数や種類、上に被せる人工歯の種類、症例の難易度によって費用は異なります。1度ご来院ください。

Q.手術は痛いですか?

A.お口の中だけの局所麻酔をしてから手術しますので、ほとんど痛みは感じません。ただし、麻酔が切れてからは多少傷口が痛む場合があります。

Q.手術後の注意点を教えてください。

A.腫れている間(1~2日)は食事がしづらくなります。また、この時期は感染しやすい期間でもあります。食事は固い物を避け、ジュースやスープなどの流動食や栄養バランスに優れたベビーフードなどを食べましょう。また、当日あるいは翌日くらいまでは多少出血があります。頻繁なうがいはしないでください。なお、お口を大きく開けたり、大きなお口で笑ったりするのも避けてください。薬は指示通りにきちんと服用し、歯磨きは手術した日はやめましょう。

Q.成功率はどのくらいですか?

A.詳しくは「インプラント治療の成功率」をご覧ください。分かり易くご紹介しています。

Q.自分の歯のように噛めますか?

A.インプラントは歯槽骨としっかりと結合し丈夫な土台となりますので、ご自分の他の歯同様に固い物でもしっかりと噛めます。